SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組みを進める堺市は、食品ロス削減を狙い、賞味期限が迫った飲料品を“破格”で販売する自動販売機を庁内に設置した。通常の2割程度の値段で購入できるとあって、商品が補充されるとすぐに売り切れるほどの人気に。市は「ごみ削減を考えるきっかけになれば」と庁舎外への増設を検討している。自販機は市役所本館1階にあり、商品が横3段に陳列されているうち最下段の左隅2本分を「SDGs飲料コーナー」に設定。ほかの商品が130~150円程度するのに対し、大幅に安い30円で購入できる。コーナーには「賞味期限が短いため お求めやすくなっています」との説明も添えている。SDGsを視覚的に伝える自販機の外観は、府立三国丘高校の生徒たちがデザインした。4月21日には、賞味期限が「2023年6月」などに近づくスポーツドリンク(390ミリ・リットル)とブラックコーヒー(400ミリ・リットル)計約40本が同コーナーに準備され、午前11時40分に購入できるようになると、一度に2、3本をまとめ買いする人も。午後1時過ぎには完売していた。仕事で来庁した兵庫県尼崎市の会社員の男性(31)は「安い理由が明示されているので納得して買える。無駄を減らすいい取り組みだと思う」とし、市保健所で働く派遣社員の女性(50)も「賞味期限まで近いというだけで中身は一緒。こうした取り組みがもっと広がってほしい」と話した。賞味期限が迫っていることを明示して格安で販売している「SDGs飲料コーナー」(堺市役所で)堺市によると、飲料大手ダイドードリンコ(本社・大阪市)から「飲料品のロスをなくしたい。実証実験できる場所を探している」と相談を持ちかけられたのがきっかけで、3月17日に設置。4月14日までの約1か月間で計332本が売れるなど人気を呼んでいる。評判が広がり、市内の学校や子ども食堂、マンションなどから「設置したい」との声が寄せられているといい、市は、賞味期限の迫った商品をスムーズに確保できるかや売れ残った場合の管理方法などを吟味した上で、設置場所を広げられるか検討を進めていくことにしている。市の担当者・真下雅貴さんによると、市役所内の自販機は完売続きで「準備中」と表示される時間帯が長く、「また売ってないわ」と声を漏らしながら通り過ぎる人もしばしばいるという。「買えなかった方にとっては残念だったかもしれないが、ロスになりそうな商品をうまく活用できているということでもある。『SDGs飲料コーナー』を通じてフードロス削減の意識を高めてほしい」とする。
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